デビュー以来、というか僕がこのルアーに出会って以来愛してやまないグラスピースに待望の3/4ozが登場しました。ヘビーチャターというカテゴリーは意外にありそうでなかったと思うのですが、琵琶湖以外のバスフィールドや来たる海外遠征の時には間違いなく活躍してくれるルアーとなりそうです。
◆特徴1【めっちゃ飛ぶ】
当然といえば当然ですが、1/2ozとは明らかにキャストフィールが違います。オカッパリをしていると、届かないと話が始まらないシチュエーションってあるじゃないですか。
琵琶湖の場合だと「あのウィードパッチまで届く!」というのが釣果の分かれ目だったりする場合があるので、そういう時に3/4ozを結んでます。
◆特徴2【実はレンジが浅い】
スピナーベイトもそうですが、ヘビーウェイトと聞くと未だにディープを巻くものというイメージがありませんか?
実際には普通のリトリーブ速度で巻くと(ラインの太さにもよりますが)、3/4ozでも1メーター前後ぐらいのレンジ感です。スピードを上げていくと水面直下ぐらいでも巻けてしまいます(トレーラーワームをセットするとさらに浅くなります)。
ただ1/2ozと比べると、やっぱりちょっと深いんです。
この微妙なレンジ差が馬鹿にできなくて、ウィードトップが水面から1メーターぐらいのところで使う事が多いです。逆にレンジの違いが明確になるのはリトリーブ速度を落としていった時です。
時期的にはもっと水温が落ちてからですが、水深2~3mの残りウィードをトロトロ巻くような時にも使ってました。
◆特徴3【ヘッドにアイが付いている】
グラスピースには4/0クラスの大型フックを採用しています。
これはビッグフィッシュを獲る事を優先した選択なのですが、逆に言うと口が小さい魚は掛かり辛い傾向があります。あとは状況によってショートバイトが多発するタイミングもあるので、その対策として色々試した結果、これが一番効果的でした。
トレブルフックのサイズは#6前後を使う事が多いです。
◆特徴4【フォール速度が速い】
これが最も大きな違いかもしれません。
縦ストに落とし込んで巻き上げる、という使い方に可能性を感じてこの夏はちょこちょこ試してました。具体的にはエビモパッチにショートキャストしてボトムまでフォール、からのビューっと巻き上げてくる釣り。ポロポロとしか釣れていないのでまだ何とも言えませんが、横に引いて反応しない魚が下から追いかけてくるので可能性は感じています。
こういう話を知人としていたら、ダムの岩盤なんかでは逆にヘビーチャターを落とし込んでいく釣りもあるみたいですね。個人的にはまだまだ未開拓な世界なので、フォールスピードを活かす使い方を引き続き模索していきたいと思います。
(以上、BassPuzzleさんのブログより抜粋:https://note.com/basspuzzle/n/n796965102f68)